紫外線を浴びると老けるのは
紫外線を浴びると老けるのは
夏の日差しが厳しい日がつづきますね。今日は曇っているので若干お楽でしょうか?
私が若いころは、日焼けすることが流行していて、海に焼きに行く人とか、
日焼けサロンに通う人も多かったです。
また、かつては上手く均一に焼けるようなオイルを塗るのも流行ってましたが、
最近は紫外線がシミのもとを作る天敵で、皮膚がんになるということが広まってきたので、
さすがに積極的に焼く人も少なくなりましたね。
むしろUV製品が常識なのは皆様もご存じの通りですね。
私も1年を通して日傘やマスク、サングラスなどで紫外線対策をしています。
実は、紫外線は活性酸素を大量に発生させます。
活性酸素は、何かにくっついて安定しようとする性質があり、
くっつかれた物質は、酸化されてしまいます。
私たちの身体は加齢とともに老化していきますが、これは活性酸素によって細胞がさびていくことなのです。
例えば、りんごを切って放置しておくと、断面が赤茶けてきたり、鉄も古くなるとさびてくるようなイメージです。
この現象が人の身体にも起こっている、ということです。
皮脂が酸化すると、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを攻撃して、
コラーゲンを作る働きが弱くなるので、しわ、たるみ、肌の老化を促進します。
また、活性酸素が表皮のメラノサイトを攻撃すると、メラニンの量が増えて、シミの原因となります。
このように活性酸素は、シワやシミなどお肌の老化を加速させるのですから、こわいですね。
ちなみに、
紫外線のUVA波は実は、天気の悪い日でも
窓ガラスを通り抜けて家の中まで到達するので、
肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを破壊して、しわやたるみの原因となります。
UVB波は、波長が短く皮膚の表面に届くから、日焼けで赤くなったりして、
皮膚細胞を守るためにメラニン色素が刺激されて、シミやソバカスの原因となります。
まずは活性酸素を発生させないように気を付けましょう。
対策①当たり前ですが。紫外線対策を行う。
帽子、日傘、UⅤ化粧品、サングラス、マスクなど
対策②抗酸化作用のある食物を摂る
抗酸化力のある食べ物を積極的に取り入れて
身体の中から酸化を予防しましょう。
太陽に照らされても紫外線による酸化に負けないように、
食材には抗酸化力のある成分がたくさん備わっています。
(それらの成分は「フィトケミカル」と呼ばれています。)
それらの食べ物を頂くことで、抗酸化力をつける方法があります。
トマト・キュウリ、ナス、ピーマン、カボチャ、ホウレン草、モロヘイヤ、
スイカ、ぶどう、ブルーベリー、スイカ、赤ピーマン、唐辛子、ブロッコリー、
パプリカ、ケール、トウモロコシ、シソ、マンゴーやパパイア、パッションフルーツ、
コリアンダーなど、主に夏野菜や南方のものが多いようですね。
まだまだたくさんありますよね!
そういえば、コーヒーや赤ワイン、ココアなども抗酸化物質としては有名ですね♪
対策③適切なケアを!
一度できてしまったシミ、しわも、実はお肌のケアで取り戻すことも可能です。
お肌は適宜なケアで、刺激が深部に伝わり、
弾力を支えるコラーゲンやエラスティンの育成を促し、
ハリツヤが生まれることがあるのです。
お肌に優しいリンパケアをすることで、
シミやしわ、くすみをチャラにした生徒さんがたくさんいらっしゃいます
ただし、「適切に行う!」ということが重要です。
特に顔や首の皮膚は薄く弱いので、自己流はNGです。
適切な勉強をしたプロの指導の下でおこなってください。
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