リンパケアと季節の過ごし方

新しい時代「令和」の幕が上がりました。皆さんそれぞれ新しい時代を迎えて、いかがお過ごしですか?

この時期は湿気が原因で、体調不良になる方が多くなります。
むくみ、めまい、カラダがだるい、手足が冷えるなどなど…
実は、湿気が多いと汗腺が履われ、汗が出にくくなり、身体に水分が溜まりやすくなります。
特に元々あまり汗をかかない方は要注意です!

カラダは暑いのに、汗は出ない。カラダの中の体液循環が悪くなり、さらに気圧の変化で、不調がさらに悪化します。

気圧とは、私たちの周りには空気があり、空気にも重さがあります。この空気の重み(押される力)のことです。この圧力にカラダは対抗するため、体の内側から押し返しています。
外側からかかっている圧力と同じだけの力を使ってカラダが潰れてしまわないようにしているのです。
高気圧の時は、押し返す力が強くなり低気圧の時は、弱くなる。
これは自律神経の働きによります。

徐々に変化していく分には、カラダも対応出来るのですが、急激に変化すると自律神経が対応しきれず、バランスを崩してしまいます。
特に女性は生理で自律神経が乱れやすくなっているので要注意です。

自律神経はバランスが乱れると、交感神経より副交感神経が優位になりやすく、気分が落ち込んだり、眠くなったりお休みモードにします。

古傷が痛んだりするのは、カラダの中の押し返す力が弱くなった結果、血管やリンパ管が膨張し循環が悪くなる。これが原因です。
余計な水分が溜まることで身体が重くなり、関節の痛みなど、だるい重いと感じる事が多くなるのです。

交感神経を優位にするには、活動の神経なのでスイッチがたくさんありますが、あまり交感神経を刺激し過ぎると、血管が収縮し過ぎてしまうので、そうならないように、毎日リンパを流してバランスのとれた生活を!

日本リンパ協会認定講師