代表理事より201703

2017年、今年の数は1だそうです。
私は詳しいことは存じ上げませんが、識者によると数秘術的にも九星気学的にも、今年は一白土星で、どちらも1という数になります。(2+0+1+7=10 数秘術は9までなので、1+0=1)
1の持つ意味は、これまでの終わりと始まりを表しているので、今年は旧いことにしがみつかずに新しいことを始めるのがいい年回り、かつこれまでの10年の終わりを意味するそうです。
 皆さんは、易経という本を読まれたことはありますか?とても難しいので、私は漫画の易経を持っています。
あの孔子は、50歳を前にして易を学びなおし、そこから人間や社会のありかたについて考えていったと伝わります。 3000年前に書かれた「易経」には、人間や社会を鋭く見抜いた言葉が刻まれているといいます。たんなる占いではなく、自然の摂理、人間関係やビジネスなども書かれています。

季節は春夏秋冬めぐりますが、人や会社や団体、国や時代にも春夏秋冬があり、いい時も悪い時も巡ってくるということを易経によって教えてもらいました。人間万事塞翁が馬も、同じような意味合いがありますね。
 私共の協会も、昨年おかげさまで10周年を迎えましたが、これまでと同じでは通用しないと感じました。
そこで、昨年後半から今年にかけて、顧問や相談役、理事や識者、関係者などと共同開発し、沢山のお金や時間を投資して、慎重に慎重を重ねシステムを見直しました。
10年続いたシステムを壊すのは、とても勇気が必要で、様々な憶測や批判もありました。

 現在、資格認定する協会が、沢山つぶれていることをご存知でしょうか?
「すごい資格」という書籍で、資格を紹介した本の関係者から聞いたのですが、かなりの数の団体が運営できなくて廃業になり、出版社にクレームがきたそうです。もちろん、資格保持者からです。
これは、私の担当税理士から聞いたのですが、前はうちの協会以外に6社ほど受け持っていたようですが、うち以外の協会は全て潰れたそうです。
せっかくとった資格の発行団体が消失してしまっては、元も子もありませんね。

法人自体が10年継続できる確率は0.4%です。100社の企業のうち、10年残るのは1社あるかないかといったところです。資格認定者がいる以上は協会を潰すわけにはいきません。
 というわけで、10年の終わりを昨年決定し、これから10年のはじまるシステムを決定させましたが、たまたま数字的にというか数秘的(?)に世の中の流れと沿う形になりました。

 皆様も、これから10年後のご自身を想定されていらっしゃいますか?
健康面・美容面・収入やライフスタイル・人間関係など、今年こそは特に具体的な目標を設定しましょう。
今年作った目標は、この10年のみなさんの実力になります。