四季のリンパケア~冬~

〜春夏秋冬 季節は巡り、その時々で私達の身体の状態もそれに併せて変化します。
冬にお勧めの施術部位はどこでしょうか?〜

東洋医学では冬は五臓のうちの「腎」が影響を受けやすい時季といわれています。

「腎」という言葉は、西洋医学的には、血液を濾過して尿を作る腎臓としての機能も含みますが、東洋医学においてはそれ以外に、副腎、泌尿器、性機能や排卵・月経などの生殖機能、骨の発育や維持、歯・髪などにも関わっていると考えられています。

「腎」が弱い人は、月経や子宮など婦人科系の症状、生殖機能の衰え、排泄の衰え、難聴や耳鳴り、白内障や老眼、骨粗鬆症、歯の衰え、白髪や脱毛など、 加齢症状が出やすいというわけです。

つまり、腎が衰えると、老けてきますので、冬は老けやすいシーズンとも言えます。

「腎」を補うお勧め食品のキーワードは、「黒いもの」 「根菜類」 「ねばねばした食べ物」です。
具体的には、黒木耳、黒ごま、黒米、黒豆、玄米、しいたけ、栗、わかめ、昆布、ひじき、小豆、里芋蓮根 羊、胡桃、えび、鹿、ニラ、クローブ、シナモン、百合根、卵、豚肉、松の実、枸杞子 などなど。 ナッツ系やお魚もお勧めです。

食も大事ですが、さらに気を付けたいのは、下半身の筋力不足です。
下半身の筋力が低下すると、ますます加齢に拍車がかかりますので、スクワットやウォーキング、つま先立ちなどを習慣化することは大切です。

そこで、お勧めのリンパケアもお伝えします。
足のリンパケア、特にくるぶし周りやふくらはぎ、足裏のケアをしておきましょう。
頭部では、こう頭骨ライン(リンパケア検定2級p96参照)がポイントです。

後頭部の外側から数えて2番目のところをほぐして、頭頂部から首にリンパ流しをしましょう。背中では、胸椎11番と12番の近くにある脊柱起立筋を押圧して、鼠径部にあるリンパ節に流しましょう。
背中側は自分で行うのが難しいので、ご家族やご友人と交代で行うとよいですね。

「腎」は、免疫機能とも関わりがあるので、ウイルスや感染症が流行しやすい冬には、しっかりと整えたいものです。

これからの季節、健康な身体で冬を迎えましょう!