代表理事より2021秋

日本リンパ協会の皆様は、日頃から言葉に氣をつけていらっしゃる方が多いと思います。

倫理的とか常識的な側面もありますが、個人的に、グチや人の陰口を言わないということは、
健康の基本だと思っています。
なぜなら、それを聞いているのは自分だからです。耳で聞く言葉は、自分の身体に深く影響を及ぼします。

江本勝氏が書かれた「水からの伝言」「水は答えを知っている」などの本を読まれた方はいらっしゃいますか?

水がいろいろな情報を記憶する、ということを証明するために、日本各地のさまざまな水を凍らせて、顕微鏡を使って水の凍結写真を撮影する技術を考案し、美しい結晶写真を誕生させ、世界中でブームになりました。
この研究では、水は言葉を転写するということをも証明しています。
身体には水が多く含まれているから、ポジティブな言葉もネガティブな言葉も、
身体に転写される可能性は高いと思っています。

これを読まれている方は、他人の陰口を言わないように意識されていらっしゃると思われますが、
それでも、国や政治、事件や事故など、ネガティブなニュースを目撃すると、ついつい怒りや正義感が湧いてくる方も
多いかもしれません。
たとえそれが正しい事であったとしても、身体は善悪の区別はつきませんので、体調に影響を与えてしまいます。

更に、「潜在意識」も善悪の区別がつかないので、ネガティブな感情はマイナスな事象を引き寄せやすくなります。

もちろん、悪に目をつぶれと言っているわけではなく、悲しいニュースなどに心や身体が引っ張られないように、常に氣をつけた方が良い、ということが言いたいのです。

不安定なご時世だから、ご心配になる方も多くいらっしゃると思われますが、実は、潜在意識は主語がないので、
不安になればなるほど現実化しやすいものです。

たとえ今が悲惨な状態であったとしても、どんな事にも幸福の側面は隠されているので、ポジティブな事を見つける努力は必要です。
心が整えば、次第に身体も整い、やがてあなたの周りをとりまく事象も整ってくるでしょう。

ご自身に起こることは、ご本人が作り出した世界なので、今日も心を整えて穏やかに楽しくいきましょう!