リンパケアと季節の過ごし方2

朝晩めっきり寒くなり、本格的な冬に入ってきましたね。
冬はリンパにとっては一番気を付けなくてはいけない期間です。

なぜなら 寒い! からです。
なーんだ!そんなの当たり前でしょ?という声が聞こえてきそうですが、寒さを侮ってはいけません。

ご存知の通り、リンパの流れの最大の敵は”寒さ”ですね。
私は防寒をしっかりしているから大丈夫!という声も聞こえてきそうですが、実はそこに落とし穴が…
防寒をしっかりして、温かいところにずっといたらどうなりますか?
だんだん暑くなり、汗をかいてきますよね。  

上着を脱いで、そのまま汗が引くまで待っていますよね?
汗が引くときに体では気化熱による冷却効果が影響して、体の熱を奪っていきます。

汗がひいた後も薄着のまま「ちょうどいい温度だから大丈夫!」と思っていると、徐々に体の内側では冷えが拡がっていて、実は思ったより体が冷え切ってしまっていることが多いのです。

体の冷えを感じてから上着を着ても体の芯は冷えたままになっています。
これでは風邪をひく原因になりかねません。
汗をかいた日は、どんなに汗がひいてから時間が経っていてもその日のうちにいつもより長めにお風呂に入って身体の芯から温めてください。

これを心掛けるだけでも、リンパの流れはよくなり、免疫機能がしっかり働きます。
さらにお風呂から上がってゆっくりとリンパマッサージをしたらもう恐いものなしです♪
ほんの少しの努力が、楽しい冬を過ごせるか、辛い冬を過ごすか、の境目になります。
今年の冬はしっかり体の中から温めて楽しい冬を過ごしましょう!
年末年始は特にセルフケアをして元気に過ごしたいですね。

楽しい冬を過ごすためのセルフマッサージにご興味のある方は、ぜひ当協会のセルフリンパ講座にご参加ください。

詳細は日本リンパ協会HPでご確認ください。

p.s.飲み物に気を付けることもお勧めで、ノンカフェインの飲み物は体を温めます。

麦茶・黒豆茶・どくだみ茶・そば茶・杜仲茶・ルイボスティー・ごぼう茶・ハーブティー・たんぽぽコーヒー・玄米コーヒー・穀物コーヒーなどがお勧めです。
出来れば、温かくして飲んでください。

体を冷やすことなく、刺激が少ないのでお子様からご年配の方まで、負担をかけずに安心して飲むことができます。

    2020年も、ますます健康に!

日本リンパ協会認定講師