みるみる姿勢が良くなる寝ながらリンパケア体操2023年春

姿勢がキレイな人は幸福度が高い!?

突然ですが、姿勢と幸福度には関連があるといわれていることをご存じですか?
幸せホルモンと呼ばれている神経伝達物質「セロトニン」は、全身のうち約9割が腸内に存在します。
このセロトニンは女性ホルモンとも関わりが深く、精神の安定や、抗重力筋(重力に逆らって働く筋群)を増強するはたらきがあるとされています。
つまりセロトニンが十分に分泌されていると、姿勢が美しくなり、心が満たされた状態になると考えられています。
リンパケアによって血液やリンパの流れが良くなることで体温が上昇するため、腸内に存在する酵素や補酵素の働きによって腸内の神経細胞の働きが高まります。
さらに、適宜なリンパケアで脳に心地よさを伝達することでセロトニンの分泌が増える、という効果が期待できます。
それ以外に、セロトニンの分泌を促進する因子には歩行・咀嚼・呼吸のリズム運動・太陽光などが挙げられます。

うつ伏せプッシュアップ

①うつ伏せになって、両肘を床につけます。 画像①
②両肘で床を押すように上体を起こしたら、ゆっくりとした深い呼吸で5呼吸キープします。 画像②
(つらい方や腰が痛む方は、気持ちの良い程度の負荷で大丈夫です)
③ ゆっくりと上体を降ろして、楽な姿勢で休みます。
④ ①~③を繰り返し3セット行います。
さらにステップアップしたい方は、肘ではなく両手のひらを床につけて行ってみましょう。 画像③


本来、腹横筋のトレーニングは、重力に抗した立位や座った状態で行うのが良いとされていますが、「継続のしやすさ」に重点をおいて「寝たままできる」方法をお伝えしました。
まずは1週間を目標に、今日からあなたも「キレイで元気」を目指しましょう!

頑張るあなたを応援しています。次号もお楽しみに。

日本リンパ協会認定講師:中島雄介(リンパパパ)