静脈瘤②静脈瘤はなぜできるの?

前回、静脈瘤のお話を書きました。
リンパケアして良いのか?というご質問がたまにあります。
では、そもそも静脈瘤はなぜできるのでしょうか。

足の静脈には、血液が逆流しないようにする「弁」があります。
血液は重力の影響で下に溜まりやすいため、この弁が働くことで血液が心臓へ戻るようになっています。
ところが、この弁が弱くなると、血液が逆流し、静脈の中に溜まりやすくなります。

その結果、血管が膨らみ、皮膚の表面に浮き出て見える状態が下肢静脈瘤です。
静脈瘤は珍しいものではなく、日本人女性では10人に1人以上みられると言われています。

原因として多いのは
・妊娠や出産
・長時間の立ち仕事
・加齢
・体質(遺伝)などです。

特に女性は妊娠でお腹が大きくなると、骨盤の血管が圧迫されて足の血液が戻りにくくなるためです。

ちなみに私の母も、かなり強い静脈瘤がありました。
母の場合は三人目の出産の時、かなり大きな赤ちゃんだったため、その影響もあったのではないかと思っています。4キロ以上だそうです。
ちなみに私は2800gくらいでした。

静脈の血液は心臓の力だけで戻っているわけではありません。
ふくらはぎの筋肉が動くことで、ポンプのように血液が押し上げられています。
これを筋ポンプ作用といいます。

そのため、足の筋肉をあまり使わない生活や長時間同じ姿勢が続くと、血流が滞りやすくなり、静脈瘤やむくみが出やすくなります。

静脈瘤がある場合のリンパケアはどのように行えばよいのでしょうか。
次回、静脈瘤がある方のケアのポイントについてお話しますね。