代表理事より 2026年初夏

2026年6月1日、おかげさまで日本リンパ協会は20周年を迎えることができました。
振り返ると、私自身がボランティアでリンパ講師として活動を始めてから、3年ほど経った頃に協会を立ち上げました。
「20年続く法人や企業はわずか5%」とも言われますが、特に協会という形は、始めることよりも継続することの方が、はるかに難しいと感じています。
では、なぜ20年続けてこられたのか。
その一つは、リンパケアの力でした。

これは「私たちがすごい」という意味ではありません。
身体には本来、“応えてくれる力”や“スイッチ”があり、正しくケアをすると身体は変わっていく、そして、その変化に驚き、喜んでくださる方々のお姿を見ることが、何より嬉しかったのです。

人は、自分の喜びだけでは、長く続けることは難しいのかもしれません。困難があれば、途中で離れたくなることもあります。ですが、人のために行ったことで、相手が喜び、その笑顔に自分も喜びを感じる、その積み重ねが、時に大変なことがあっても続けていく力になりました。

また当時は、まだリンパケア自体を知らない方も多く、「このケアを全国に広めていきたい」という想いで活動してまいりました。もちろん、一人では到底できることではありません。講師やセラピストの皆様が、共に学び、共に広げてくださったからこそ、今では多くの方にリンパケアを知っていただける時代になりました。

それぞれの地域で、時にはお仕事や子育て、ご家族の介護などと両立しながら、目の前の方お一人お一人に、丁寧にリンパケアを伝えてくださった講師・セラピストの皆様。その積み重ねがあったからこそ、今日の日本リンパ協会があります。
華やかな部分だけではなく、地道にコツコツ続けてくださった皆様の存在に、心から感謝しております。

そして何より、私は「人に恵まれた」と感じています。
講座運営、メール対応、商品発送、認定証発行、データ管理、会報誌制作、ホームページのメンテナンスなど、協会運営には多くの裏方業務があります。その大変な仕事を少人数で支えながら、いつも会員様の立場に立って考えてくれるスタッフに恵まれたこと。
それも、20年続けてこられた大きな理由の一つです。

ここまで支えてくださった講師・セラピスト・会員の皆様、そしてスタッフの皆様へ、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

そして、これからも皆様とともにリンパケアを必要とされる方へ届けるように歩んでいけたらと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。