代表理事より 2024年秋

皆さん、ごきげんよう。池田ことみです。
夏の間はいかがお過ごしなさっていらっしゃいましたでしょうか?今年の夏も暑かったですね。
熱中症対策ということで、クーラーをガンガンかけてお部屋でお過ごしの方がすごく多いように感じました。もちろん熱中症対策も大切だと思いますが、クーラーで体を冷やし過ぎると、上手く汗をかけなくなって、新陳代謝や体温調節機能、自律神経が衰えてしまうので要注意です。
また、私の経験上ですが、夏の間にうまく汗をかいておくと、夏はもちろん、秋冬も風邪をひきにくくなると感じていますので、これからの季節は多少暑くても、クーラーの使い過ぎは控えた方がよいと思います。

今回の会報誌で石垣島のリトリート施設をご紹介させて頂きました、ご覧いただけましたでしょうか。
よりによって遠い石垣島にリトリート施設を創ろうと思ったのか、不思議に思われる方も多くいらっしゃると思いますので、そのお話をさせていただきます。

ある日、旅行で訪れた石垣島を散策中、すごく素敵なビーチを発見しました。長い海岸線に白くてサラサラのきれいな砂浜、そしてオンシーズンにも関わらず、誰も人がいないことにとても驚きました。その場所は、伊原間という地区にある海岸です、そこでたまたま海の前に住んでいらっしゃる菅原さんというおばあちゃんとお話をさせていただく機会をいただきました。
その方は元々、私の地元と同じ横浜に在住、当時54歳のご主人様がストレスのため栄養失調と肝臓を患い入院、あと数日で亡くなるかもしれないところから、ご家族様の看護の結果、命をなんとか永らえたそうですが、歩けなくなり排泄も自身ではできないくらい弱っていらしたそうです。
そこで、身体を回復するために、ご夫婦で石垣島に移住をされたとの事でした。
はじめは杖をつき、1,2歩だけ歩くという事から初めて、なんとか海まで杖をついて歩けるようになりました。
その後、毎日ビーチを散歩しているうちに体調を回復されて、2年後には普通に歩けるようになり、4年後には元の身体になり、再就職されるまでになったとのこと。
菅原さんは私に言いました「主人は、この土地だから健康になれたの」と。

自然療法の世界では、砂が身体の毒を取ってくれると言う事は有名で、年に1回は砂に潜った方がよいということを聞いていました。なにせ、現代人は少しずつ毒素が身体に蓄積されますので。
実は少し前から個人的に良い砂浴ができる施設を探しておりましたが、かなり遠方だったりして、なかなか条件に合う場所がなくて諦めていたさなかの出合いでした。
そのビーチを見たときに、砂浴のみならず、海の塩や波の音など、すべての健康法がここにあると感じました。
何よりエネルギーとか目に見えないものが整うような氣がしたのです。

そこでこのビーチの前の一角にリトリート施設を作る場所かないだろうかと探し始めました。
それが今から約2年前のことです。この度、お陰様で2024年6月に希望の土地に施設を作るという夢が叶いました。
私たちの身体は、日々ストレスや身体にとって好ましくない毒素などが少しずつ蓄積されていきます。
それらを取り除くことが、健康の近道だと感じます。この施設でのリトリートが、皆様のお役に立つことができれば幸いです。
いくつになってもあきらめない貴方を応援します。